平成30年度山形県公立高校入試状況(置賜地方)

◎平成30年2月26日(月)に発表された置賜地方の県立高校の志願状況

 以下の定員は推薦入試合格内定者を除いた一般選抜定員です。

 米 沢 興  譲  館   

 ( 探 究 )   定員 80名 志願者 140名 倍率 1.75倍

 ( 普 通 )   定員120名 志願者  68名 倍率 0.57倍

 米  沢  東   定員160名 志願者 148名 倍率 0.93倍

 米 沢 商 業

 (総合ビジネス)  定員 64名 志願者  70名 倍率 1.09倍

 (情報ビジネス)  定員 38名 志願者  22名 倍率 0.58倍

 米 沢 工 業

 (機械・生産)   定員 68名 志願者  60名 倍率 0.88倍

 ( 電気 情報 )   定員 32名 志願者  32名 倍率 1.00倍

 (建築・環境)   定員 63名 志願者  79名 倍率 1.25倍

 置 賜 農 業

 ( 生物 生産 )   定員 38名 志願者  17名 倍率 0.45倍

 ( 園芸 福祉 )   定員 39名 志願者  21名 倍率 0.54倍

 ( 食料 環境 )   定員 31名 志願者  34名 倍率 1.10倍

 南     陽   定員160名 志願者 129名 倍率 0.81倍

 高     畠   定員 83名 志願者  75名 倍率 0.90倍

 長     井   

 ( 探 究 )   定員 40名 志願者 101名 倍率 2.53倍

 ( 一 般 )   定員160名 志願者 103名 倍率 0.64倍

 長 井 工 業

 (機械システム)  定員 37名 志願者  29名 倍率 0.78倍

 (電子システム)  定員 39名 志願者  37名 倍率 1.03倍

 (福祉生産システム)定員 32名 志願者   9名 倍率 0.28倍

 荒     砥   定員 80名 志願者  48名 倍率 0.60倍

 小     国   定員 59名 志願者   4名 倍率 0.07倍

 米 沢 工 業

 (定時制・産業)  定員 40名 志願者  13名 倍率 0.33倍

 

 米沢興譲館の探究科と長井の探究コースはやはり高倍率になりました。探究科と探究コースを第一志望にしないと第二志望が選べないことが大きな要因です。 どうしても探究科、探究コースに合格したい人は下記の合格の目安(ボーダーライン)の点数を目指してください。探究科、探究コースにこだわれない人は例年並みの点数を目指してください。

 米沢興譲館、長井、米沢工業を除いて定員割れの状態ですので、基本的に合格です。(倍率の意味参照) 米沢工業の定時制の方は、定員割れでも不合格になる可能性があります。(下記参照)

 尚、米沢商業の総合ビジネスの志願者の方は情報ビジネスに6名、置賜農業の食料環境の志願者の方3名、長井工業の電子システムの志願者の方1名は第二志望になる可能性があります。

 

◎米沢興譲館の志願者の方へ

 米沢興譲館は8名定員オーバーしていますが、震災避難者の方がいる可能性がありますので、不合格者は8名より少なくなる可能性があります。(昨年は3名)

 探究科の合格の目安(ボーダーライン)は内申点40点で入試5教科合計360点、普通科は内申点33点で入試5教科合計300点程度です。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。

 

◎長井の志願者の方へ

 長井は全体で4名定員オーバーしています。震災避難者の方がいる可能性はあまりありませんが、鶴岡高専の合格者の方がいる可能性がありますので、不合格者が1名程度少なくなる可能性があります。(昨年は1名受検者が減りました)

 探究コースの合格の目安(ボーダーライン)は内申点36点で入試5教科合計350点、一般コースは内申点30点で入試5教科合計260点程度です。内申点が低い場合は内申点1点減につき、入試の点数を5点上乗せしてください。内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を4点減じてください。

  

◎米沢工業の志願者の方へ

 米沢工業は全体で8名定員オーバーしていますが、震災避難者の方がいる可能性と鶴岡高専の合格者の方がいる可能性がありますので、不合格者が若干少なくなる可能性があります。(昨年は2名受検者が減りました)

 建築・環境だけが16名オーバーしていますが、定員割れになっている機械・生産と電気情報を第一志望にしている方でも不合格になる可能性があります。第一志望が建築・環境の方は、第二志望が機械・生産や電気情報にしている方がほとんどでしょうから、第一志望の建築・環境がダメで第二志望になった方より成績の悪かれば、機械・生産と電気情報を第一志望にしている方でも不合格になります。純粋に、どこを第一志望にしていても成績の悪い方が不合格になります。

 建築・環境の合格の目安(ボーダーライン)は内申点24点で入試5教科合計170点、機械・生産と電気情報の合格の目安(ボーダーライン)は内申点20点で入試5教科合計130点程度です。内申点が低い場合は内申点1点減につき8点上乗せ、内申点の高い方は、内申点1点増につき、入試の点数を7点減じてください。内申点の比率が高いので、内申点が低い方ほど危ないです。

 

◎米沢工業の定時制の志願者の方へ

 定時制は定員割れでも、不合格になっているケースがあります。昨年は不合格者がでませんでしたが、2年前は定員割れでも2名不合格者が出ています。

 基本的に点数は低くても構いませんが、国語の点数が20点を下回ると不合格になる可能性が高くなります。国語ができない場合、高校の内容についていけないと判断させますので、20点以上とるように最大限努力してください。そのため、作文は必ず書いてください。内容はともかく、200字以上かければ、9点はとれますので、全力で作文を書いてください。

 

 

※内申点の入試の点数への換算ですが、

 内申:入試=3:7の興譲館の場合、内申点1点につき4.8点、

 内申:入試=4:6の米沢商業・米沢工業の場合内申1点につき7.4点

 になりますが、内申点が低い場合は少し高めに、高い場合は少し低めに見ていた方がよいので、

 上記のような計算でみてください。

 

※鶴岡高専を合格した方は、3月10日(土)の受検を辞退することになりますので、その分、不合

 格者の数が減ることがあります。ただし、1名、2名程度です。

 

◎尚、実際の入試問題の難易度によってはボーダーラインの変更もあり得ます。

 

 

◎注意:ここの記載は、あくまでも過去の経験による予想ですので、今年の入試であてはまらない

    可能性があります。参考程度にお考えてください。